初リーグ戦が終了して感じたこと
海のない町岐阜からビーチサッカーを発信中の鹿島です!
平成最後の8月は終わり既に9月になりましたね!
しかし、ビーチサッカーシーズンはまだまだこれから!
ですが、今シーズンから岐阜県で初チャレンジをしましたビーチサッカーチーム≪エラシカ岐阜BS≫の公式戦は終了しました。
今シーズンは愛知県で開催された愛知県BSリーグと全国ビーチサッカー大会東海予選に出場し頂きたくさんの経験をさせて頂きました。
僕なりに公式戦を目標として活動をしておりまして、県リーグ・東海予選の結果に対して複雑な気持ちが多々あり、中々この事に関して発信する事を避けていました。
負けが単純に悔しいという気持ちとチームとして何も出し切れなかった悔しいという気持ち、トータルふまえての自分自身の不甲斐なさから発信出来なかったのかもしれません。
しかこう言った僕自信の弱さの発信も何かしら誰かの役に立つ事もあるかもしれません。ビーチサッカーを真剣に取り組んだ8月までに感じた事を今日は書いていきたいと思います。
公式戦の概要と結果
今季参加したリーグは『愛知県BSリーグ』といういわゆる県リーグ。
東海BSリーグの登録にチームの準備を間に合わす事が出来なかったので、今年から発足されたこのリーグでチーム作りの土台をしようって事で参加する事にします。
ちなみにフットサルやサッカーでは県リーグが当たり前に存在していますが、ビーチサッカーはまだまだマイナースポーツの為に県リーグが存在している事自体すごく珍しい事です。
今回の愛知県リーグに参加したチームは、元東海リーグのディアロサ、現東海リーグのサントスとその下部組織のメンゴン、愛知県フットサルリーグのグランアルボルと僕達エラシカ岐阜の計5チーム。
ビーチサッカー経験チームから未経験チームまで参加し、『普及』が主となっているイメージのリーグです。
それともう一つ参加したのが『全国ビーチサッカー大会東海予選』。
これはその名の通り全国ビーチサッカー大会というのが年に一度行われますが、それの東海予選となります。
なので出場するチームは東海BSリーグに参加している長年ビーチサッカーをやっているチームばかり。
非常に厳しい戦いになる事は分かってはいましたし、何なら東海リーグのチームと試合が出来る意味合いが大きいと感じ、出場する事にしました。
さて、結果ですが愛知県リーグは5位という最下位。東海予選は全敗による予選リーグ敗退。
東海予選は敗退を覚悟して臨みましたが、県リーグは正直なところを言うと優勝を目指していたところがあって非常に悔しい思いをしてしまいます。
当然にこの結果には悔しいだけではなく、次に繋げる為に逃げずに結果を見直し考える必要があります。
ではその見直しを作り、来シーズンに繋げる事を考えます。
公式戦の結果の考察
試合の内容ももちろん反省点はありますが、チームとしての活動や準備の反省点もいくつかあり全てをここに書いていきます。
①チームの選手の事
まずは一番僕自身が反省しなければならない事を書きます。
選手の数が圧倒的に少なすぎた事。
以前のブログにも書きましたが、昨年まで参加してきたビーチサッカーの試合は全て5人というギリギリの人数で戦ってきました。
ビーチサッカーはフットサル同様に5人で行う競技ですが、当日の僕らの参加人数は5人。笑 当時から交代枠無しで挑んでしまう謎のノリは健在でした。 ※2018年の全国BS大会東海予選でも5人で挑み、ボロカスに負けてしまいました
なぜ僕がビーチサッカーをやり始めたのか。 - 地球と遊ぶ。
今シーズンも実はそのノリが僕の中に少しあって人数が多少足りなくても何とか試合出来るだろうと言う考えで望んでしまいます。
7月の公式戦開幕前には9人という選手数で挑むのですが、急な転勤や仕事のサッカー部の試合と被る等と言った形で肝心な試合の日だけ来れない選手が多くなります。
実際に、東海予選は5人で挑みました。
※その内一人はビーチサッカー練習全く無しの初心者
県リーグは、と言うと1節目と2節目は選手全員で挑みますが3節目と4節目は選手3人+急きょ登録した助っ人で挑みます。
中には仕事の合間を見て参加して、試合が終わったらすぐ仕事に向かう様な選手もいました。こう言った選手がいる事はとても財産でありますが、とても申し訳ない気持ちもあります。
選手一人一人のモチベーションの差ももちろんあるかもしれませんが、とにかく選手の数を集めきれなかったのは僕自身の反省点でもあります。
真夏の40℃近い中で5人で3ピリオードを闘う試合が多かったですが、『やっと試合が終わってくれた』という感じ方をしたのは最初で最後にしたいです。笑
②トレーニングの間違い
練習会場にはナイター設備が無い為に、僕らの練習は毎週日曜日の週1回の活動です。
もちろんビーチサッカーの経験者がいない為にyoutubeで他チームの試合を研究して、ビーチサッカーの戦術や技術を学び練習メニューを組んできました。
公式戦まで3か月という少ない準備期間でしたが、スコップから入り、空中で繋ぐパスを練習し、最終的には全体の戦術確認まで行う計画でスケジューリングをしていました。
しかし、僕自身このスケジューリングは全く無意味だったと感じます。
無意味と言ってしまうと選手たちに失礼にあたるかもしれませんが、練習すべき所はもっと初歩的なところにあったと今気づきます。
実際に公式戦を闘ってみて感じた事は
・砂浜の上を走るスタミナ
・砂浜の上でボールを扱うボディバランス
と言ったような、裸足や砂浜という環境下の中でサッカーをすると言った初歩的な部分が僕らには足りなかったという事。
砂浜の上を走るスタミナが無い為に、選手は動けません。なので戦術も無意味です。
砂浜の上でボールを扱う事が出来るボディバランスがない為に、試合中にスコップも出来ませんしボールも空中で繋げれません。
ビーチサッカーと言うフットボールの捉え方を早まってしまい、大事な部分を怠っていた事はすごく反省しなければなりません。
まずは、砂浜の上で走れる体力と砂浜の上でボールを扱えるボディバランスを養う事。
それが出来て初めてボールが空中で繋がり、試合の中で戦術を考える事が出来る事を実感しました。
③選手のモチベーションの差
社会人である以上、選手一人一人にモチベーションの差が生じる事は仕方ないと考えています。
以前のブログにも書きましたが、選手には仕事やプライベート等の優先順位はあって当然で、僕自身もビーチサッカーを優先しろっとは一言も言った事はありません。
僕のチームの選手には『ビーチサッカーを必ず優先しろ!』とは言った事は一度もありませんし、技術的なセレクションもした事はありません。 僕が一番重要視しているのは、継続的に長くビーチサッカーに携われる時間の使い方ができそうかどうか。
時間は有限だという事。 - 地球と遊ぶ。
しかしながら、これも改めて考える必要があるのかもしれません。
僕らのチームにはコンセプトと、チームのミッション・ビジョンがあります。
選手一人一人がこのコンセプトを理解していたか?にも疑問があります。
僕自身が伝える事を怠ってしまった部分もありますし、捉え方の違いもあったかもしれません。
おそらくチームのコンセプトを理解してた選手は、仕事の合間に試合に来た選手であったりするのだろうと思います。
伝え方と受け止め方さえしっかりしてれば、こう言ったモチベーション高い状態を選手全員に作れたかもしれません。
今後
9月現在も毎週日曜日にトレーニングを行い活動をしていますが、参加する選手は相変わらず少ないのが現状ですし、辞めてしまった選手もいます。
選手の数に関しては、興味を持つビジターも増えてきて何人か加入の方向で話がある選手もいたります。
まだオフィシャルでは好評出来ませんが、チームの統合の話しもあったりするので選手の数問題は解決できそうです。
トレーニングも現在は思考を変えて、【走る】をテーマに行っています。
9月現在でビーチサッカーをやり始めて4か月程経ちましたが、練習に毎度参加する選手は試合の中でスコップが出来たりボールを扱えたりする事の成長度合いが急激に伸びてきました。
練習は裏切りませんね!!
チームの統合の話しもあって、チームのコンセプト等にも少し変化はあるかもしれませんが加入に関しては正直慎重に行っているのが現状です。
ビジターで参加する分には誰でもウェルカムでやっていますが、加入となった時はチームの方向性やコンセプトを理解した上での加入を今後はやっていきます。
その分選手自身にもメリットをたくさん作ってあげたいので、チーム内である一定以上の条件をクリア出来れば活動費を無償にしたりする仕組みも作りたいと考えています。
最後に、僕がここまでめげずにビーチサッカーを続けるのも東海予選に出場した事が大きいです。完敗をしてしまった僕らに『ここで辞めるな。誰でも最初は通る道』って言ってくれた関係者の方々の声が凄く大きく響いています。
自分自身いつも人に言っている事を、人から言われる事はとても大きいですね。
僕はビックマウスなので大きくでますが、来シーズンの僕らの活動に期待をして下さい!岐阜の町から全国に目指せるチーム作りを本格的に進めます。
その為には僕らだけではなくて全国のビーチサッカー選手の力も必要です。
チャレンジ精神があってゼロスタートに興味があればぜひ僕まで連絡をください!!