ビーチトレーニングのメリット
海のない町岐阜からビーチサッカーを発信中の鹿島です!
ビーチサッカーは《裸足》で行うスポーツの為、『痛くないの?』とか『怪我しそう』とか耳が痛い程聞かれる事が多いです。
もちろん僕たちビーチサッカーの競技者も怪我をしてしまう時はあります。
しかしその怪我のリスクはサッカーやフットサルを行う事と変わりなく、《砂浜》《裸足》だったから…
っという事は無い気がします。
今日は実際のところ、ビーチサッカー(ビーチトレーニング)は本当に体にとっていいのか!?怪我はしないのか?
っという事を書いていきたいと思います。
足腰の強化
実はビーチトレーニングはブラジル等の南米を筆頭に海外のクラブチームでも取り入れられている列記としたトレーニング方法なのです。
ではなぜビーチトレーニングが足腰強化に繋がるのか?
少しだけ想像をして頂きます!
皆さんも一度は海に遊びに行った事ありますよね。
砂の上を歩くのって足元が取られてしまい、ペンギンみたいな歩き方になったりしませんでしたか?
砂浜には凹凸があったり、柔らかい場所があったりなんかして常時不安定な状態になります。
体は当然にバランスを保とうとするので、普段使う事のない細かい筋肉を刺激してあげる事が出来るのです。
普段鍛える事のできない細かい筋肉と、バランスを保とうとする事による体幹やバランス力がビーチトレーニングでは鍛える事が出来るんですね!
あとは柔らかい砂浜で走る為には普段よりも股関節を使う事が重要になってきます。
前に進もうという力が砂浜では少なくなるので、重心を前に置いたりする事も必要です。
特に股関節周りの筋力や脹脛の筋力は発達してくるのではないでしょうか。
これがサッカーやフットサルでは培うことの出来ない筋力強化であって《砂浜》だからこそ出来るトレーニングなのです。
ぜひ岐阜の皆さんも僕たちとビーチトレーニングを取り入れてみては!?
リハビリテーションの面
筋力向上の面で良いと分かったビーチトレーニングですが、リハビリテーションの面でも活用されるケースがあります。
Watch @PSG_inside ‘s ace @DaniAlvesD2 training on beach sand to speed up his recovery! He is #beachsoccer! 💪💪💪 Get well soon, Dani! pic.twitter.com/DTuUJvAAjY
— BeachSoccerWorldwide (@BeachSoccer_WW) 2018年10月2日
パリサンジェルマンのダニ・アウヴェス。
前十字靭帯損傷からの復帰に向けてビーチトレーニングでリハビリをしています。
そもそもビーチトレーニング自体に怪我をする負荷は大丈夫なのか?
そう言った疑問もありますが、地面と違い《砂浜》は柔らかく反発が少ない為、膝や関節への負担は少ないと言われています。
また先ほどにも書いた通り、ビーチトレーニングでは普段培われる事のない細かい筋肉を強化する事が可能です。
これは《怪我をしにくい体を作れる事》という事にも繋がります。
海外だけでなく、日本国内でもJリーグのチームがリハビリに取り入れている事もあるそうです。
リハビリ時に行う怪我をしにくい体作りのトレーニングはぜひビーチトレーニングをオススメします。
裸足の事
ここまで書いて僕自身が感じる注意点が一つあります。
不安定な砂浜という場所だから、こそ必ず《裸足》になる必要があるという事。
足の裏にはたくさんの神経があり、足の裏から体に取り入れる情報量は多く、不安定な砂浜の上でバランスをとる為には靴を履くより裸足になる方が断然良いという事がまず一つ。
もう一つは怪我のリスクの面。
実際にあった事を話しますが、僕たちが練習をしている際に部活動で来た高校生が靴を履いて砂浜トレーニングをしていた時がありました。
2時間程度ダッシュやランニングをしていましたが、4人程足首系の怪我で離脱をしていたのです。
ただ闇雲に砂浜の上だから筋力が鍛える事が出来るという考えで行ってしまた残念なケースを目の当たりにしてしまうのです。
もちろん裸足で行う際は踏んでダメな物が落ちていないか?の確認は必要です。
そう言った面でもビーチクリーンという活動はビーチサッカーには付き物なんですね。
沖縄でビーチクリーン活動を開催 | adidas Official Blog
僕が9月からビーチトレーニングを務めるJrサッカークラブチームでも、シューズは履かせず《裸足》でやってもらっています!
ビーチトレーニングを行う際は靴で行ってしまうと逆に怪我をさせてしまうケースがあるので、裸足もしくは靴下で行うことをお願いしますね!
僕は専門家でもトレーナーでもありませんので、ビーチトレーニングの良さはビーチサッカープレイヤーとしての体験からほとんど来ています。
より多くのフットボーラーがこの体験をし、発信ができて、またより多くの人たちに伝わり、いずれビーチサッカーというスポーツが皆さんのフットボールライフの一つになるように!!