自然災害の脅威
海ない町岐阜でビーチサッカーに挑戦中の鹿島です!
僕らの住む町、岐阜県では7月の豪雨によって被災してしまった地区がいくつかありました。
あまり全国区のニュースで紹介されていない為に、他県の方に話すとびっくりされますが、僕らビーチサッカーチームにもその影響が実はあったのです。
皆さんに現状を知って頂いて何かを!って事ではないですが自然の脅威、ビーチサッカーをやれる環境のありがたさを痛感しましたのでブログに書きます。
大雨の被害
豪雨と言えば、広島で起きた災害が記憶に新しいかと思います。
それと同時期に岐阜でも記録的な大雨を観測しました。
岐阜は長良川、木曽川、揖斐川という大きな川と山が多い事が特徴な土地柄です。
大雨というのは今までも何度かあり、その度に川の水が危ないな。って感じた事もあった為、今回の大雨もそんな感じで過ごしていました。
しかし、今回の大雨は『記録的』という言葉が付くほど。
実際に土砂崩れで亡くなってしまった人や家が流されてしまった人。
僕の家の近くでも川の水が氾濫しそうになり避難勧告なんかも夜中中鳴りっぱなしでした。
僕らのビーチサッカーチームの練習に使用しているサンドコートは海津市という場所にあり、長良川の河川敷き沿いにあります。
河川敷のサッカーグラウンドの様なイメージです。
河川敷という立地は海ではなく川を感じながらビーチサッカーをやるには最高のロケーションでしたが、今回の豪雨ではその立地が仇となってしまい、浸水してしまう事となります。
砂は流され、汚物によって汚染され、異物が混入したコートはとても使用できるハズもなく夏場のシーズン真っ最中にホームコートを失う形となります。
2018年8月16日の今日現在、ようやく復旧の目処がついてきたそうですが復旧した頃は冬の寒い時期だという事で今シーズンは絶望的なのです。
幸いな事に隣県の愛知県稲沢市に砂丘があり今シーズンはそこで練習をする事が出来て、練習が全く出来ないという事は免れました。
しかし、この秋口は砂丘もイベントで使用できない関係もある為10月上旬の活動場所を現在探している所でもあります。
PR///どなたか練習試合か交流試合誘ってください!笑
まさか自然の脅威が僕らのビーチサッカーの活動にも影響が出るとは思いもしませんでした。
環境のありがたさ
ビーチサッカーは海辺で行うスポーツ。
環境と隣り合わせで共存をするスポーツであります。
ビーチクリーンという清掃活動も行い環境スポーツとして凄く素晴らしい活動もしています。
僕らの住む町は海が無い為あまりダイレクトに感じないのですが、他チームから聞いた事で一つびっくりした事があります。
『練習場所の砂浜の面積が年々減っていっている』
よく、地球温暖化による海水面の上昇とか言われているのは耳にしていました。
それまでは正直なところ、耳にしているだけで他人事のように感じていたかもしれません。
しかし、ビーチサッカーをやり始めて自分たちがその当事者になる事で、今の自然環境に関しても考えさせられます。
最近の猛暑もそう。
岐阜は日本で一番に近い気温を毎日のように更新し続けます。
数年前まではこんな40℃近い気温ってあったけ?
こんな気温で子どもの頃サッカーってしたっけ?
考えるだけではダメなので先人たちより学び実行に移す準備もしなければなりません。
もしかするとビーチサッカーは『自然』という環境のお陰が一番なのかも。
感謝すべき場所は人よりもまずはそこを考える必要があるのかも。
自然と隣合わせで活動するビーチサッカーというスポーツの最大のミッションはそこにあるのかもしれませんね。